the cream of the crop 最高峰、最優秀

■the cream of the crop
クリームがトップ。
■今日のフレーズ
the cream of the crop
(グループや集団の中で)最高峰の人々・物、最優秀、選り抜き
■例文
(1) The apples from Aomori Prefecture are definitely the cream of the crop.
(青森県のリンゴが間違いなく最高だよ)
(2) The applicants for this job were all impressive, but she is truly the cream of the crop.
(仕事への応募者は全員素晴らしかったですが、彼女がまさにトップ中のトップだ)
(3) Only the cream of the crop are selected to join the national team.
(選り抜きの選手だけが代表チームに選出される)
(4) That university attracts the cream of the crop from all over the world.
(あの大学には、世界中から超優秀な学生が集まってくるんだ)
■解説・コメント
the cream of the cropは「(グループや集団の中で)最高峰の人々・物、最優秀、選り抜き」という意味のフレーズです。常に定冠詞のtheを伴ってthe cream ... の形で使います。
直訳すると「作物のクリーム」となり、不思議な組み合わせに思えます。表現の由来は、加工前の生乳の表面に濃厚でおいしい生クリーム成分が浮き上がってくるという性質です。フランス語の慣用句であるla crème de la crème (クリームの中のクリーム=最上のもの) が18世紀ごろに英語に入り込み、それを英語に直したthe cream of the creamという言い方をしていました。
しかし、この「英訳版」は当時の英語話者にとっては、creamの繰り返しで響きがよくないと感じられたようなのです。19世紀中頃から、英語圏ではthe cream of the cropと言うようになりました。当時は農業が人々の生活の基盤にあったため、crop (収穫物、作物の全量) が「集団の全体」を表す言葉として、しっくり来たのだと考えられます。また、creamとcropで頭のcr-の音を揃えることにより、リズム感のある心地よい響き(頭韻)も意識されたようです。
元となるフランス語は「クリームの中のクリーム」で「最高」を表していますが、英語の方は「収穫されたたくさんの作物の中から、一番上に出てくる最高の部分」という表現として、ある意味「カスタマイズ」されたのですね。
現在、英語では元のフランス語フレーズa crème de la crèmeとthe cream of the cropの両方が使われています。la crème de la crèmeと言うと、格調高く洗練された「極上品」「最高峰」のニュアンスになり、the cream of the cropと言うと、会話やビジネスでも使いやすい「トップ」「選り抜き」のニュアンスになります。
[参考 1] la crème de la crèmeの英語での発音
[参考 2] la crème de la crèmeのフランス語での発音
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!
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