talk down to [誰々] …を見下して話す

■talk down to [誰々]

何、その話し方。

■今日のフレーズ

talk down to [誰々]
…に見下した物の言い方をする、…を見下して話す
…に上から目線で話す、…を子ども扱いして話す

■例文

(1) I hate it when people talk down to me just because I'm younger.
(若いというだけで、上から目線で話しかけられるのは大嫌いだ)

(2) She always explains things clearly without talking down to her audience.
(彼女は聴衆を見下すことなく、常に物事をわかりやすく説明してくれます)

(3) He was about one and a half years younger than me. That's quite a big age difference at that time. So, I suppose I used to talk down to him a little bit. [Paul McCartney, about George Harrison]
(ジョージは僕より一歳半くらい下だったかな。当時(10代前半)はこの差は大きかったから、見下したように話していたと思う) [ポールマッカートニー、ジョージ・ハリスンについて]

■解説・コメント

talk down to [誰々] は「…に見下した物の言い方をする、…を見下して話す、…に上から目線で話す、…を子ども扱いして話す」という意味です。大声で怒鳴ったり批判したりするのとは違い、自分の方が頭が良い・立場が上だという傲慢な態度で、相手を子どもや知識のない者として扱うような不快な話し方です。

直訳すると「下に向かって…に話す」となります。自分は高い位置に立ち、低い位置にいる相手を見下ろしながら言葉を投げかけるという視覚的なイメージですね。

ちなみに、対義語的な表現としてlook up to [誰々] (…を見上げる=尊敬する) がありますが、視線の高低差を人間の上下関係や態度に例えているのは日本語にも共通するところがあり、「言語は違っても、やはり同じ人間なんだよなあ」と思わせてくれますね。

最後に素朴な疑問。talk down toの反対、「…に敬意を持って話す」の意味でtalk up toと言うのかどうか…。

言って通じないことはありませんが、talk up toという表現は基本的にありません。ネイティブスピーカーによれば、あえてtalk up toと言うと、尊敬の意味ではなく、こびへつらうニュアンスを感じるとのことです。日本語でも、もし「見上げて話す」と言っても尊敬の意味は感じられないと思いますから、同じことなのでしょう。「…に敬意を持って話す」と言いたければtalk to [誰々] respectfullyなどと言えばオーケーです。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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